《続・新風青嵐の放談コラム》スポーツ号(6月号が遅れてごめんね号)

土根にはえ、風と生きる

「サッカーと私」

 ちょっとミーハーだけど時事ネタ。

【残念…】ワールドカップサッカー(←鮮度落ちちゃった?)
 さむらいブルーが姿を消して一気にもりさがったけど、ヨーロッパ、南米の強さが印象に残る連戦が早朝から放映されています。やっぱり強いチームは強い!

 ジャパンも、ドイツとの親善マッチで“もしかしたら…?”ぐらいの内容と結果だったので期待感が大きい分だけ、落胆の度合いも比例した感じ。
 でも、冷静にゲームを振り返るとプレーヤーの潜在力はともかくスピードも、技もまだまだ足りない感じ…?それとも、日本サポーター(にわかさポーターも含めて)のサッカーを視る目が肥えてきているのかも…

 実は今回の日本vsブラジル戦は仙台で開催された東北北海道ブロック主催の米勉強会の当日朝(仙台へは、東京から入って前泊)のホテルで観戦していました。
 ふと思えば、JA青年部事業(個人的思い入れの大きいシーンも含むけど)の時にスポーツイベントのメモリアルシーンが重なることが結構あったりします。
 今回はそれでもがんばったジーコジャパンの健闘を讃えてサッカー話題を思いつく限り…(野球ネタも豊富だけど、それはまた後日別の機会に…)

【ベスト16】日韓大会・ススキノ交差点
 前回WC日韓大会(H14)の予選リーグで日本が勝利した時。(たしか、相手はロシア?間違っていたらごめんなさい。)
 6月9日は、STVラジオの収録があり、第2回道青協地区会長会議の前泊で札幌にきていました。
 谷村会長達と食事を済ませて、“テレビ観戦の出来る2次会を…”と思ってススキノをさまよいましたが、結局、おきまりのマテリアルのVIPルームで役員さん同士静かに(←んなわけないじゃん!)飲んでいました。

 実は、日本戦もさることながら、話題の中心は札幌開催のゲーム(イングランドvsアルゼンチンだったと思ったけど…)でフーリガン対策がススキノにもひかれて、女の子達が戦々恐々としているのを慰めたり、あおったりして、ある意味別次元で盛り上がっていました。

 結局、日本戦の結果はみんなでホテルに帰る途中の、ススキノの交差点でえらく興奮しているサポーターのお兄ちゃん達に教えてもらいました。自分でも、情けないぐらい不謹慎(非日本人的と言う意味で…)な状況です。
 もし、今、そんな奴が自分の友人にいたら、絶交していると思います。(そう言えば、当時はメロンdeメロンもまだやってたなぁ〜)

【初出場】フランス大会・アジア予選
 これに勝てば、WC初出場となるvsイラン戦(クェート開催だったかな?)。
 中田英のシュートをキーパーがはじいて、“野人”岡野が決めたH9年11月のあのシーンを、地元盟友とJA青年部十勝大会の準備で近くの会館(屈足農業改善センター)に、よっぴきつめていたときに、和室のテレビにかじりついて観ていました。
 自身の単組が活動実績発表の当該単組(発表者は副部長の私)になっていて、壁新聞コンクールにも力が入っていてスタッフは、密かに“W受賞” を狙っていました。連日の準備は1週間以上の深夜に及びましたが、そんなときのアジア予選だったから印象深いのです。
 ちなみに、このシーンを元に発表原稿の最後を以下のサッカーネタでまとめて、審査員の心証を良くして全道大会に出場することとなりました。我が単組としても、史上初の快挙です。(なんちゃってー)

『くしくも十勝大会の準備期間中に日本サッカーの代表チームが悲願のワールドカップ初出場を決めました。サッカー史上新しい歴史の大きな一項を綴ったのは、私たちと同年代の若者達です。
 彼らに負けない沈着冷静な思考と情熱をもち、闘志ある行動で新時代の農業を拓くため、我々もゴール目指して、今こそキックオフしようではありませんか。』

 もう、今振り返ると…若い!若すぎる〜!とれたての“青菜っぱ”のような瑞々しさと青さです。当時は恥ずかしいくらい“軟弱野菜”だったけど、“若さ”だけが大きな武器でした。今なら、土塊のジャガイモぐらい逞しくなっていると思うのですが、それは“若さ”と引き替えた代償でもあります。

 もちろん、今となっては自身のヨボヨボ加減には自分でも閉口してしまいますが、後輩達は食いつきもノリもよくて、うらやましい…
 若者はきっとこれからも、新しく出会う僚友と若さを共有する機会を無限に感じ、そのシーンを分かちあうのだと思います。
 そして、そこからうまれるエネルギーが未来を拓いていくことを、その先達者たらんことを私達が託されたように、次代の若者に託していきたいと思っています。

【自転車会】H17東北北海道ブロック同窓会
 6月23日、ブロック米勉強会後段の懇親会は、もちろんジーコジャパンの残念会でもよかったのだすが、そんなことをサカナとネタにして、同窓会は大盛り上がりで仙台の夜を歓楽したのでした。

 ただ、“東北三大美人の産地・仙台”と思いこんでいたので、その中途半端な知識が災いしてか、幸いしてか綺麗なお姉さん達に囲まれての政策議論にも(当然それだけじゃないけど)熱が入いり、後になって地元宮城の盟友に『日本三大ブスの誤りですよ〜』と指摘され、オウンゴールをアシストしそうになって、“走り込みからやり直しだぁー!”を心に誓うことになるのです。

 まだ、まだ、サッカーも、もちろん人生(男と女?)も奥(ゴール)が深い(遠い)…

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